オパール

オパール恐竜が生息されていたとされている白亜紀といわれる時代形成されその後1890年代、初めてオーストラリアでオパールが発見されました。地殻変動と気象の状況による変化などが重なり、大量の珪素が溶け出し、大地、動物の骨、枯れ葉、樹木などに染み込んで固まりオパール化したもの「オパール」原石です。これが数百万年をかけ、ゆっくりと固まったのがオパールです。１cmほどの大きさのオパールができるのに、約500万年要するとされていて、古代ローマ時代には「色の変化する貴い石」と高貴な石とされていました。

オパールの特徴としては代表的な不透明の乳白色に輝くオーストラリアで産出される「ホワイト・オパール」、同産地の深いブルーや緑の輝きを放つ最高級とされている「ブラック・オパール」、メキシコで主に産出され、透明の赤橙色や時々ブルーがキラキラと色を放つ「メキシコ・オパール」の3つの色合いに分類されるのが特徴です。オパールは、同じものは二つとないとされていてオーロラの輝きと同様の特色を持つ「遊色効果」があります。オパールが形成される時の透明度が左右される「ポッチ」により種類分けされます。ブラックオパールならその名の通り黒いポッチ、白いオパールは白いポッチです。今ではルビーに匹敵するようなチェリー色、トロピカルブルー、オレンジ、ピンクなど異なる色を放つのも特徴の一つです。

買取り相場は0.83ct天然ブラックオパールで約4万円、2.80ct天然ブラックオパールにもなるとおおよそ180万円にもなる高価な実績があります。