フォックス

毛皮には色々な種類のものがあります。よく知られているフォックスにも、何種類かあります。赤キツネの突然変異種
である銀キツネがまずあげられます。毛は長く、銀色と黒色があります。その割合によって、白っぽくなったり、黒っぽくなったりします。黒と銀が鮮明なものが良質とされています。染色すると、銀色の毛だけが染まり、黒色の部分はそのまま残る特徴があります。
さらに、青キツネがあります。シルキーな毛質が特徴であるため、毛皮衣料としてよく活用されています。赤キツネという種類もあります。生息地によって品質に大きな差があることが特徴で、良質のものほど、鮮明なオレンジ色をしています。
フォックスは、銀キツネが、毛皮として供給された1800年代の末頃を、その歴史として覚えておくと役に立ちます。カナダのプリンスエドワード島で飼育され、成功したため、それ以来、供給がうまく進むようになりました。

フォックスを持っていて、あまり着ない場合には、買取り専門店に持っていくと、買い取ってくれます。相場は、ロングコートで３～５万円、ハーフコートで１～２万円、ショールは２千円ほどになります。専門店によって多少の違いがありますので、比較をして検討することが大切です。
また、同じような条件の場合、シルバーが一番高くなり、次いでブルー、そしてレッドの順となります。こういった知識を得ておくと、手持ちの毛皮を売りたい時には、役に立ちます。なるべく高く買い取ってくれる買取専門店を見つけることも大切です。